こんにちは、ラフスタイルの平岡です。
僕がいきなりバナナを被り出して、戸惑っている方もいると思います。 「まじめに仕事しろ!」と怒られるかもしれませんが、じつはこれ、大真面目なんです。
今日は、かなり個人的な話になるんですが、よかったら読んでください。
もともと「こだわりがない人間」だった
僕は昔から、こだわりが薄い人間でした。 趣味もこれといってない。 好き嫌いも強くない。 「これが自分だ!」と胸を張って言えるものも、特になかった。
だから、こだわりをもって何かに情熱を注いでいる人を見ると、 心からうらやましく思ったんです。仕事先で出会う人たちは、みんな個性的で面白い。まるで宝物のよう。
それに比べて「自分には、なにもないな」そう感じていました。

何もない自分は、バナナをかぶるしかなかった。
「他と何が違うの?」と聞かれて、詰まる自分
会社としても同じでした。 「ラフスタイルって、他と何が違うんですか?」
この質問に、ずっと答えられなかった。
実績は十分ある。自信もある。クオリティも悪くない。 だけど、“普通”なんです。
採用もうまくいかない、選ばれない、覚えてもらえない。
このままじゃ、どんなに頑張っても「埋もれる」だけだ…
何もない自分はバナナをかぶるしかなかった。
目立つため、覚えてもらうために。
正直に言えば、キャラづけでした。 そうでもしないと、何者でもない自分は、誰の目にもとまらない。
でも、 その“バナナ”を通して、ようやく自分が「何者か」になれるきっかけが生まれたんです。

変わるきっかけは、ブランディング
「何の特長もない制作会社からどう抜け出すか?」
その問いに悶々としていたとき、出会ったのが、
ブランディングパートナーであり、今では共著者でもあるmake markeの佐藤さんでした。
「平岡さんは、いったい何がしたくてこの仕事を始めたんですか?」
「創業の動機って、なんだったんですか?」
……正直、答えに詰まりました。考えると苦しくなる質問でした。
でも何度もその問いに向き合っているうちに、自分の中にあった“創業時の想い”が、すこしずつ顔を出してきたんです。
思えば、私は昔から「自分には何もない」と感じていた。
だけど本当は、何もないんじゃなくて、言語化できていなかっただけだったんです。
「自分も、自分の中にある“何か”を言葉にしてみよう。」
それが、今のミッション・ビジョン・バリューの土台となり、
ラフスタイルの方向性そのものを、少しずつ変えていったのです。
バナナは、象徴だったのかもしれない
バナナは、単なるアイコンだったかもしれません。
でも、何者でもなかった自分が「自分らしさ」を模索した、 最初の“わくわく&尖り”だったのだと思います。
それは今、ラフスタイルという会社でやっていることにも繋がっています。
🍌僕は、あなたのバナナを見つけたい!🍌
僕はバナナでしたが、あなたの武器は何ですか?
もし、 「うちは何が違うのか、わからない」 「人が集まらない」 「発信しても、反応がない」
そんなモヤモヤを感じていたら、 それは“ブランディングの始まり”かもしれません。
恥ずかしくてもいい。かっこ悪くてもいい。 まずは「己を知ること」。そこからすべてが始まります。
あなたの最高の武器を一緒に見つけていきましょう!

ビジョン発掘ヒアリング
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一人で悩めば1年後も同じ状態かもしれません。誰かに相談すれば1時間で解決することもあります。
ご相談お待ちしております!
個性ある方、大歓迎!お話聞かせてください❤
ビジョンはブランディングの種
ビジョンって、実は「ブランディングのスタート地点」でもあるんです。
ブランドは、 「この会社、なんかいいな」「応援したくなるな」と思ってもらえる空気感のようなもの。
その“空気感”をつくる最初の一歩が、ビジョンなんです。
企業が目指す未来や、大切にしている価値観を言語化し、それを社内や社外にしっかり伝えることで、少しずつ“その会社らしさ”が育っていきます。
だからこそ、立ち止まって「私たちはどこに向かうのか?」を考えてみることが、 とても大切になってくるんです。
「結局ブランディングって何!?」と興味をもっていただけた方は、下記の「誰にでもわかる!ブランディングのすすめ」を見てくださいね!
ブランディングというと、色やロゴ、メインビジュアルのことだと思われる方も多いと思うのですが、実は経営戦略なんですよ。
ラフスタイルがブランディングで何をしたのか?具体的に知りたい方は「読むだけブランディング」をチェックしてください!

「読むだけブランディング」
(著)佐藤 幸憲 、 平岡 広章 (イラスト)八木真理子 2024/5/15出版
本書ではブランディングを物語づくりと捉え、どうやって物語をつくっていくのかを解説しています。ブランディング(物語づくり)と工程が似ている農業に注目。農業との共通点を意識しながら、難解な専門用語は極力せず、イラストを多用することで理解しやすい工夫をしています。本書を読み通すだけで、ブランディングの基本や流れが手に取るようにわかる1冊となっています。